■発生事象
下記条件1、2両方に合致する場合にライセンスサーバと正しく通信できないため、
RoboSolマネージャのオンライン認証※ができず、
結果的にマネージャに登録したフローティングライセンスが一斉停止する恐れがあります。
※オンライン認証については添付のスタートアップガイドP.22をご参考ください
■条件1:対象ライセンス
2025/06/13以降にオンライン認証期間が設定されているマネージャライセンスすべて
■条件2:証明書適用状況
下記証明書のいずれかが、Windows証明書ストアの「信頼するルート証明機関」にない端末※
- 「Starfield Services Root Certificate Authority - G2」(期限2037/12/31)
- 「Amazon Root CA 1」(期限2038/1/17)
※対象端末は後述の「①証明書をインポートする端末」にて定義
■発生原因
ライセンスサーバを収容するクラウドサービス側の仕様変更によって事象が発生しています
■暫定対処
対象端末※1へ添付の証明書※2のインポートをお願いいたします。
※1, ご対応中にRoboSolマネージャ・エージェント・データベース等を停止・起動する必要はなく、運用と並行して作業いただくことが可能です
※2, 「Starfield Services Root Certificate Authority - G2」導入のみで回避可能なため、本記事では「Amazon Root CA 1」の導入手順は省略いたします
①証明書をインポートする端末
- スタートアップガイド通りに導入した場合:
RoboSolマネージャを導入した端末 - マネージャ以外の端末のエージェントにてオンライン認証の自動化を有効にしている場合:
上記を有効化している端末
②証明書のインポート方法
以下を実施ください。
- 本記事添付の「amazon-root.cer」をダウンロードし、保存先でダブルクリックください
※下記画面が表示された場合は「開く」をクリックください
※下記画面が表示された場合は「インストールする」をクリックください - 「証明書のインストール」をクリックください
- 「次へ」をクリックください
- 「次へ」をクリック
- 「完了」をクリックください
- 「OK」を押して完了です
- 「Starfield Services Root Certificate Authority - G2」がインストールされ、
オンライン認証が実施できる状態となります。
■恒久対処
今後のアップデートで同梱予定です。
■対象バージョン
RoboSolマネージャ ~v1.3.1.0